生命の宿ることのない魚

凪スケ

2021年12月24日 18:23

12/22~23

大挙して釣り人が押し寄せた海岸

釣れたのは






この機を逃すと今度こそ

しばらく釣りにならないようだ

なにしろ

数年に一度の寒波

というのが近づいているらしい



12/22 朝

ネットで予報やライブカメラをチェックすると

なんとか釣りにはなるか?

と思えるような状況

らしい?

こればっかりは行ってみないとわからないので

妻には22日の夜出発と伝えていたが

急遽予定を変更

妻の夕食にカレーを作り

11:00 出発

途中長野県民(自分だけ?)のソウルフードが半額だったので

そこで昼食

白馬村内では少量の雪が吹きつけてきたが

道中は快適で

小谷小の下から糸魚川市街に入る手前まで

自分の前を走る車は皆無

はたして釣りも快適にできるか?

最寄りの公園から海況を確認

…風も波も予想以上だ

それでもアングラー1名

ルアー交換?などの作業はテトラ際に避難して行うような状況

海岸に降りてベイトが打ち上げられていないか確認

しかし海鳥やカラスがいるので既に食べられてしまったかも

時間的に早すぎるし

ちょっと様子をみよう

ということで久しぶりにパチンコ屋へ

1パチにて先日ナチュラムに支払ったルアー代を回収

15:00 再び海岸へ

こりゃダメだ

南下しよう

途中雨どころか霰が降ったり散々な天候

ホームは素通り

別の漁港へ

天候だけは回復の兆し

東堤でやってみるが前回よりも高い波

西提に風が避けられる場所があるのでそこへ向かうが

30分ほどの間に先行者に入られてしまった

撤収



さらに南下

今回は海岸の向きが変わる所?まで行かなきゃならないか

所要のため

漁港に到着したのは20:00

前回の訪問から1年以上経過

いやもっとか?

波はやっぱり落ち着いている

しかし港内には誰もいない

立禁の看板があったり防波堤が変わっていたりで

ちょっと不安

それでもここまで来たのだからと

港内でフラット系を狙ってみるが反応なし

疲れが出てきて集中できないので休もう

明朝は続きの海岸から始めよう

ということで21:00撤収



4:00

月明かりで目が覚める

天気が回復したのは良いことだが

この月明かりはいただけない

22日は冬至だったので夜明けも遅い

5:00 開始

海岸へは1番乗りだったがすぐに1名

何狙いなんだろう?

至近距離をミノーでチェックしながら移動

護岸されたところで波の変化を感じたので

ミノーに加えバイブやソフトを

生命反応なし

生命の宿ることのない魚?なら2匹釣れた



我ながらすごい確率だ

時間の経過とともに次々に人が

???

やっと気づいた

みなさんイナダ狙いだった

10m以上間隔はあいていると思うが

見渡す限り人人人



年配者から若者まで

中には女性も

どおりで沈んだルアーとのコンタクトも多いわけだ

キャストも上手い方もいればそうでない方も

釣り方も様々

隣に入った方はデキるアングラーのようで

周囲とはシャクリ方が全く異なっている

パターンもいくつかもっているようだ

これがショアジギってやつか?

あまり動画とか見ないんでわからないが

でも理に適っている気がする

動体視力と泳ぎの早い青物を騙すには

あのくらいのアクションは必要かも

ナブラがたたず魚の存在がわからない今回のような状況においては

久しぶりに他人の釣り方を見て参考になったが

こういうシチュエーションは苦手

協調性が乏しい人間なので

自分の正面にしか投げられない

移動もままらない

そんなのは苦痛でしかない

おまけに魚も釣れていない

ってことは居る意味がない

7:00 撤収




1つ北側の漁港

ここは昨年来た気がする

やっぱり海岸の向きが変わったので波が高くなった

距離からいえばさっきの漁港から大したことないのにここまで変わるのか

サーフが隣にある堰堤へ

ウキフカセとおっちゃんアングラー計2名が先行

おっちゃん軽装過ぎて心配になる

頻繁に波が駆け上がってくるのに…

ウェーダー脱がなくて正解だった

堰堤からサーフのブレイクが平行に狙えるので来てみたが

波が高すぎ底荒れの濁りが強い

釣れるイメージがわかない

更に後続者2名

1名はダイビングペンシルかと思われる動き

片方はジグかと

おっちゃんアングラーと言葉を交わしていると

ジグ使用者にヒット

ヒットしたのはいいが2名とも軽装

案の定

波しぶきを浴び足元浸水しながら小さめのイナダゲット

こんな海況でも魚がいるんだ

まあ魚にとっちゃ生死に関わることなんで捕食行動はとっているはず

現にウキフカセもメジナやクロダイらしき魚を揚げている

魚をルアーに反応させられるかどうかは腕と運?ってとこか

沖には魚がいるのか

遊漁らしき船が何隻か見えた



堰堤での釣りは諦め

一応港内をソフトルアーでチェック

だが思うところあり

タックルごとチェンジしボトムワインド

結果はノーフィッシュ

しかし回収に入り水面までシャクリあげてくると

10㎝程度の細身の魚が1匹追いかけてきた

イワシ?

ルアーサイズもほぼ同じのためヒットするはずはない

だがルアーの何かがスイッチを入れた?

さっきの漁港内のほうが水質は良かった

可能性あり?



再びさっきの漁港

もう10時過ぎなのに海岸には10人くらいが

あれからイナダは出たんだろうか?

今も魚をぶら下げている人は皆無だが

改めてこの地域の人々には特別な魚なのだと思った

港内へ

サビキ釣り師が対岸合わせて7~8名

小アジが釣れているのを確認

こちらが始めると同時に隣の若者2名がイワシを揚げた

それも20㎝程度のサイズ!

ペース的にはそれほどでもないが

若者の会話からイワシの群れが確認できるらしい

こんなところにベイトが入っていたのか

朝からいたのかわからない

落とし穴だった

撤収時

港内など誰も見向きもしていないのは確認していた

自分としてはイナダではなくフラット系のため

ダメもとでもやってみるべきだった

過ぎたことは仕方なのでボトムワインド

だが反応なし

久しぶり?の晴天に澄潮

釣り人以外に冷やかしが5名ほどきてやたらと騒がしい

釣れる気がしない

帰宅に要する時間が1時間弱上乗せされるし

そろそろ帰るか

サーフィンには良さそうな海を見ながら




また魚が獲れなかった

もうアタリすら思い出せないくらい

そもそもここでこの時期までフラットに拘っているのがおかしいのか

運が良かっただけなのか自分で獲ってるし

他人が獲ったのも確認している

だがしかし

これからくる寒波で諦めがつくだろう

今度は何を狙おうか

妊婦メバルを釣るのは心苦しくなってきたし

(言い訳)

カサゴ職人にでもなってみようか

関連記事