ラインスラックをとらない

凪スケ

2008年09月28日 18:41

引っ張りまくったこのネタ。
渋い、と感じたときのシャクリ方。

…の前に、昨年までの自分のシャクリをご紹介。

GOCSー832Mを使用。
キャスト→着底→スラック巻き取りの一連の動作の後。
左手はリールハンドルに添え。
下げたロッドを、まず水平ぐらいに一段目のシャクリ。
間髪おかず、可能な限り腕を伸ばし、頭上まで振り上げ2段目のシャクリ。
ロッドのレングス+腕の長さで、ライン自体は3mくらいは動いているように思います。
しかしエギ自体の跳ね上がりは、いろんな要素で多少落ちます。
(実際、着底まで7~8カウント)

その後、ロッドを水平まで戻し、その際のスラックを除去
スラックをとっている間にエギは沈下を始めているように思います。
そして2~3回、鋭くダートさせます。
自分はトゥイッチの感覚ですんで、1回のダート幅は40cmくらいじゃないですか?
そしてスラックをとり、カーブフォール
着底後、次のシャクリをやりやすい程度にスラックをとる。

こんな感じでした。


では、こちらのロッドを使っての変更点。

オリムピック(OLYMPIC) グラファイトリーダー ヌーボカラマレッティー GONCS-792ML-SJ





2段シャクリは変わりませんがシャクリ時の腕の動きがコンパクトに。
1段目のシャクリは、手首のスナップを効かせて軽くエギを跳ね上げるイメージで。
2段目は手首のスナップ+腕の振り上げ。
肘は直角に曲がったままですね。
真上というより、後ろへという感覚。
ロッドの反発に頼って。
だから柔らかいロッドが必要になったんです。
このシャクリでは、以前のやり方より若干上昇距離が落ちたように感じました。
しかし体力的にもほとんど疲れません。

そして、やはりダートを。
2段シャクリで発生したスラックを、トゥイッチし易い程度にとります。
あくまでも軽く
トゥイッチも軽く。
スラックが再び発生し、トゥイッチができなくなるまで3~4回ダート。
短い距離でエギが頭を振っているイメージなんですが。

そしてココが自分的に最大の変更点。
着底させ、次のシャクリに入るまで一切ラインスラックをとらない
ですから、ほとんどフリーフォールになっているんじゃないでしょうか。
そしてエギが少し動くくらいにラインを巻き取り、次のシャクリ体勢に。

こんな感じです。
ライン巻取り中のヒットは、腕1本とか2本。
完全に抱いているわけではありませんでした。
浮上の瞬間ヒットは、結構しっかり抱いてましたね。



前は1キャストにつき、3~4セットのシャクリ。
今度のシャクリは4~5セット。
誘える回数も増えました。

参考にさせてもらったのは、重見さんのエギングファイル、野地さんのノジングに関する解説。
ただ、お二方のシャクリを完全に理解しているわけではありません。
なので、スラックジャークともノジングとも言えません…。

シャクリのレパートリーが増えたんで喜ぶべきでしょう。
次回の釣行でも効けばいいんだけどなぁ~。

でも活性の高いイカを、ビシビシ誘ってフォールで乗せる…釣り方も捨てがたい


最後に自分のシャクリイメージを音で表現。

剛シャクリ(たった今命名)
パッ、パパーン→ビシッ!ビシッ!ビシッ!→スゥー

柔シャクリ(たった今命名)
ス、スゥー→チョコ、チョコ、チョコ→ヒュー→ズリ

ホントにイメージの範囲なんで。
ほとんどナイトゲームしかやったこと無いんで、自分の目で確認したわけじゃありません
今回だって夜になって、やっと完成?したんですから。

関連記事